6月の高学年は、あたまの骨がテーマです。
ざっくり言うと、いろいろな動物の頭蓋骨を並べて、「これだれだ?」と当てるというプログラムです。

さわってみたからこそ分かる、重みだったり、もろさだったり。
首はどこについている?
奥歯はどうなってる?
鼻の中は?
測ってみれば驚く、脳容積の多さ、少なさ。

骨を見るポイントが分かってくると分かるのは、現在生きている動物だけではありません。
今は絶滅してしまった恐竜であっても、「こんな生態だったんじゃないかな」とある程度予想が出来るようになってきます。そうすると博物館に行ったときの楽しさは倍増ですね。今回は頭に焦点をあてましたが、足の付き方、バランス、おしりなど骨を見るポイントはたくさんあります。一緒に博物館見学に行くときには、そんなポイントもお伝えしますね。前回博物館に行ったときの様子はこちら。
このプログラムは、かなり思い入れのある回です。
頭蓋骨はどれも簡単には手に入りません。貴重なものなので、博物館にあるものを触ってはいけないのは当然のことです。でも子供たちにも触らせてあげたい! その一心で、何年も掛けてこつこつと集めています。そして引き続き収集中です。このプログラムをきっかけに、骨博士ちゃんとして有名になった卒業生もいます。
みなさんも骨の奥深さ感じてくれると嬉しいです。様子はこちら↓
ちなみにこの骨たち、普段は倉庫にいます。倉庫の玄関を入ると、いきなり大きな角のついた頭蓋骨。となりには等身大の人体模型。
泥棒よけの番人として、通年活躍しています。