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ブログ授業の様子めのフシギ 錯覚をおこす絵が、自分でかける
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めのフシギ 錯覚をおこす絵が、自分でかける

「目がだまされるよ~」と先生に言われたら、

「自分はぜったいに、だまされないぞ!!!」 とみんな目を大きくあけて真剣に絵を見つめるところから今回はスタートしたプログラムです。

 実は凝視すればするほど、騙されやすい錯視も多いんですね。

 そして、実際には騙されているのは目ではなくて脳です。ヒトの脳が素晴らしいが故に、錯覚は起こるのだと思います。下の写真では何も起こっていないように見えますが、実際の現場ではカラフルに見えています。ベンハムのコマといわれる錯視でこれは子供が描いたもの。写真では紹介できないのが残念です。

 錯覚は自分でも作ることができますので、ほかにも何種類か描いてみます。狙い通りに錯覚がおこるとうれしいですね。お家の方や学校のお友達がビックリしてくれると、もっとうれしいですね。

 錯視は原理がわかっているものも、わかっていないものも、いろいろとあります。今回のプログラムは写真で紹介した物以外にも数種類の錯視を用意して、自分たちで実験、確認をしています。

 もっと詳しく知りたい人は本で調べてみましょう。プログラムでも見せた本を紹介します。学校の図書室、市の図書館にもたいてい置いてあります。司書さんに「錯覚の本ありますか」と相談すると出してくれると思いますので、足を運んでみてくださいね。

本の紹介

まずは基本的な本

 プログラム冒頭ではじめに紹介した本はこちら。錯視の本はたくさんありますが、この本は有名どころが一通り網羅されているというのがいいところです。なぜそう見えるのかの原理も子ども向けに紹介されています。たいていどこの図書室・図書館にもあります。

 2009年に出版の少し古い本です。最新版だと、基本的な有名どころが案外載っていないことも多いので、あえてこちらの本をご紹介しました。

こどもたちに一番人気

 これは日本語版ですが、英語版ではいくつか種類があります。Rufus Butler Sederで検索すると沢山見つかります。小児科の待合室などでよく見かけますね。私が一番好きなのは Waddle!: A Scanimation Picture Book です。

 図書館では借りられることが少ないので欲しくなると思いますが、買ってもすぐに飽きちゃう場合も・・・プログラム中に紹介したディズニー版はコストコのバーゲンブックで見つけて購入しました。お安く見つけられたらいいですね。

もう少し詳しく知りたい場合は

 心理学の世界錯視研究の第一人者の本です。解説は高学年から大人向けで少々難しいですが、錯視そのものは美しく低学年でも十分楽しめます。最新版でなくても十分楽しめますので、同じ著者で探してみて下さい。

生活で利用されている錯視がわかる

 現実でどんな場面に錯視が利用されているかも紹介されています。小学生にはちょっと難しいので保護者がまず読んで知識としていれておくためにオススメします。生活の中でその錯視に出会ったとき、子供と会話するときのネタとしてよいと思います。

 理科クラブは、横浜 大倉山・センター北を中心に活動中。理科好きの小学生たちといっしょに楽しく実験・観察をしている理科実験教室です。こんな人にオススメ。

  • 理科が好きな小学生
  • 実験の話で盛り上がれる友達がほしい人
  • 宇宙・化石・石・元素の話で一緒に盛り上がりたい人
  • こどもが理科に興味を持つといいな、と思っている保護者。
  • 自由研究のネタにいつも困る人
  • 自由研究の相談にのってほしい人
  • 楽しくリケジョとして生きている理科クラブの代表と友達になりたい人

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